伝統の引っ掛け桟瓦で通産大臣賞を受賞した父・良治氏を継いで京瓦窯元の三代目となる。大阪工業大学で建築を学んだあと、23歳で家業を継ぎ瓦造りを本格的に始めた。適度に自由な創作が可能な鬼瓦造りを専門とする。

 今、彼は、従来機能美に近かった瓦の伝統技術を独創的な物造りに活用している。町家の屋根にいる魔除けの鍾馗さん、元々は鬼瓦の一部として造った干支・家紋瓦の置物、重厚な行燈調の照明などは美術品のテイストを漂わせて私たちを驚かせる。
 夢は古い時代の瓦を作風を損ねることなしに一から造る。伝統の熟練技を守る職人であると同時にまた瓦に新しい生命を吹き込む、「アーティスト」なのである。
   


 明治末期、菊づくりの名人として知られた父・徳三郎氏を継いで京瓦窯元の二代目となる。木型を使った軒平瓦造りが得意とする良治氏は、伝統の引っ掛け桟瓦で通産大臣賞を受賞。
 今なお数人の職人に交じって、工房の片隅で黙々を手を動かしている。
 
商号 浅田製瓦工場
事業内容 いぶし瓦全般(社寺瓦・簡略瓦・鬼瓦・特殊瓦)製造販売
屋根工事施工
創業 明治44年12月(1911年)
設立 大正2年9月(1913年)
工場住所 京都市伏見区舞台町5番地
代表者 浅田 良治

明治44年(1911年) 初代浅田徳三郎が京都府紀伊郡伏見町字紙子屋544番地にて製薬業を創業。
大正2年(1913年) 初代浅田徳三郎が同地にて瓦製造業「浅田製瓦工場」を設立。
昭和30年(1955年) 京都府瓦工事協同組合設立。(二代目 浅田良治)
昭和30年(1955年) 第二回全日本粘土瓦振興展示会にて、通産産業大臣賞受賞。
昭和34年(1959年) 京都府京都市伏見区舞台町5番地に移転。
昭和35年(1960年) 二代目浅田良治が代表者となる。
昭和50年(1975年) 京瓦製造協同組合設立。(三代目 浅田晶久)

昭和57年(1982年)

京都市立伏見工業高等学校の自作教材応募作品に当社「だるま窯」が取り上げられ、文部大臣賞受賞。
昭和58年(1983年) ガス窯を導入。
平成元年(1989年) 不動産業(テナント賃貸、駐車場)を開始。
平成7年(1995年) 平安建都千二百年記念事業に鴟尾を出展。京都市に寄贈。
平成8年(1996年) NHK「俵太の職人探訪心のわざ師たち」に二代目浅田良治が出演。
平成8年(1996年) JR東海発行の「閑彩」に三代目浅田晶久が出演。

通商産業大臣賞受賞瓦窯元 / 一級かわらぶき技能士 / 二級建築施工管理技士
職業訓練指導員 / 足場の組立て等作業主任者 / 瓦屋根工事技士

 
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京都伏見にある浅田製瓦工場。京瓦の製造と販売、新しい作品づくりなど